2009-07-05 スズキ ワゴンR インプレッション
さて、2008年末にモデルチェンジしたワゴンRについて一言。
「ま、これ一台でいいかな」
と言わせる自動車です。
納車のときに車に近づいてびっくりです。背が高い。前後も長い。これで軽自動車だなんて、まるで脱税スペシャルです。
乗り込んで感動です。シート座面が高く、ひょいと腰掛けるように乗れます。これは楽だなあ。ヴィヴィオだと「よっこらしょ」ともぐり込むようでしたから。ドアを閉める音も薄っぺらい音ではなく、いちおう自動車のドアの音がします。
ちょっと久しぶりのマニュアル車なので、ペダル位置の確認です。ああ、スロットルペダルがちゃんと右にあります。これはいいてすね。昔の軽自動車ではブレーキと間違えてスロットルを踏みそうでした(スロットルペダルがタイヤハウスに追いやられて)。
メーターは大きな速度計だけ!燃料はバーグラフで表示、あとは積算計・ツイントリップ計・燃費計兼用のデジタル表示です。水温は低すぎるか高すぎるかすると警告ランプが点灯。運転者には余計な情報は伝えないということでしょうか。
エンジンは軽々とかかり、3気筒の振動がわずかに伝わってきます。音は静かですね。
さて、音が静かなのはいいのですが、タコメータがないので走り出すときのスロットルの踏みかげんがよくわかりません。クラッチをつないでいって、それに合わせてスロットルを踏むようにして発進です。昔はみんなこうして走っていたんだな。
走り出すと振動は消え、音も静かで快適です。
前後左右の視界は良好です。左右の後方ミラーも手抜きなく良いものが付いています。車体軽量化のためAピラーが太いのはしかたがないですね。右コーナーで前方がちょっと見づらいときがあります。
手動変速の手応えは思っていたほど悪くありません。安手のケーブルリモコンですから「ブヨン・ゴリン・ガコッ」ですが、実用上十分です。クラッチペダルはつながり始めから完全につながるまでのストロークが長く、ちょっと慣れが必要です。
車に慣れないうちは前の車との車間距離がなぜか不足気味になります。スロットルを閉じてもどんどん前に走っていく気がするんですね。前方の信号が赤になったときにニュートラルに入れてみたところ、転がる転がる、ボーリングの球のようです。標準タイヤが燃費指向(ダンロップ SP10 145/80-13)ということもあるのでしょうが、パワートレイン(変速機・デフ・等速ジョイント)やホイールベアリングの抵抗を徹底して減らしてある気がします。正直なところ、こんなに抵抗がなくてベアリングは大丈夫なのかと心配になるくらい...。ここまでやらないとムーブに燃費で追いつけないんですね。
後席はとても広く、座面が高くて乗り込みやすいので雨の日の送迎などでは絶賛です。後席を後にスライドさせると足が組めるくらいなので、たくさん買い物をしてもだいじょうぶ!
▼
いままで平成5年型のスバルヴィヴィオだったので、すべてに技術の進歩を感じます。走っていて感動です(ドイツのPやイタリアのFに乗り換えなくても簡単に感動できますので、おんぼろ自動車はおすすめです)。
国道を使った桜エビドライブでは平均燃費計は 20.3km/L を示しました(エアコン区間なし・1名乗車)。とにかくガソリンが減りませんね。途中みかん山を1速・2速で登った区間もあるので立派なものです。
従来型のハロゲンヘッドランプですが、とても明るく安全です。室内から光軸を上下できるので後席に2人乗っても対向車にまぶしい思いをさせずにすみますね。


最近のコメント