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2007年8月17日 (金)

2007-08-17 改造ばやりだが

アドレスに限らず、スクーターに様々な改造をするのは一大流行のようだ。

自分の車に手を入れたいという欲求はごく当然のものだと思う。大量生産の工業製品だから、公道を走る性能は保証していても個々の乗り手の事情なぞ知ったことではない。少し手を入れるとずっと(自分には)使いやすくなるということもあろう。

ただ、アドレスには個人の好みで変更するところがほとんどない。二輪でいちばん気になるのは操作系だが、ブレーキレバーの位置も簡単には調整できないようだ。ペダルは存在しないので調整の必要なし。ひょっとして可動部分は後方ミラーだけ!

車を作ることにかけてはプロ中のプロが社運をかけて設計・製造するのだから、完成車のバランスは甘く見ないほうがいいだろう。タイヤのブランドを変えることですら設計者の意図とは違った結果につながる。

改造はスズキのエンジニアと正面から向かい合う気持ちでおこないたい。どんな設計・設定にも必然性がある。本職はプロの誇りをかけているし、よい車を造って売れればボーナスも出ると思って仕事をしているはずだ。

ちょっと大げさに言えば、スズキのエンジニアが「こう」と決めたものを、「いや、私はこうしたいのだ」という明確な意思がなければ、改造は望んだ結果につながらない(というか、何を望んでいるかもわかっちゃいない)。

市販車は性能・耐久性・製造コスト・整備性などを高い次元でバランスさせている。そのバランスをあえて崩して自分の要求を満たすのが改造だ。

小さな部品ひとつ、セッティングひとつにどれだけ時間と金とをかけているかを知るくらいの敬意は表したほうがいいんじゃないかと思う。

ヤマハで二輪車の設計にかかわった方の記録が読みやすく公開されていて、データで裏づけしていく技術者の仕事をかいま見ることができる。私もこれを読んでカムやキャブレタを交換するとか、ポートを研磨するということは本当はどういうことかが少しはわかってきた。
開発物語

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コメント

アドレスV125の無改造車は果たして本当にバランスが取れているのか?
コストを削っているために前輪ブレーキの効きが甘いと思っています。
自分は前輪ブレーキを強化しバランスを取りました。

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