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2007年8月

2007年8月26日 (日)

2007-08-26 おおらかな燃料計

アドレスの燃料計はいいかげんだ。いや、役割はきちんと果たすから「ひょうきん」と言うべきか。

横浜市を燃料満載で出発。ブンブン回して青梅に到着しても針はまだ動かないで上端に貼り付いている。飯能に入ったら「F」を割ってきた。高麗から山登りを始めるとおもしろいように針が下がっていく。燃料油面センサー位置の関係で、登り姿勢では少なめに表示するようだ。

燃料計の針が目盛り下端を割ってからが本領発揮だ。「E」を指した時点で給油しても 4L+ くらいしか入らない。メーター針が下のストッパー付近に来たらそろそろ給油だ。ちょっと心配になるくらいで給油しても 5L 程度で、カタログ容量の 6L 近くを給油するには相当の肝っ玉が必要だろう。給油・燃費を細かく記録している Black Tom さんも 5L 以上を給油したことは150回中3回ほどのようだ。

目盛のF~Eはおそらく 5L~2L に対応していると見ていい。つまり、燃料計の守備範囲は全容量の半分だ。

2007-08-26 ケース快調

今日はトップケースの試験でもあった。舗装の悪い林道を走ると相当の振動がある。段差や穴の大きい衝撃も心配だが、常に伝わる細かい振動も相当のものだと思う。ケースは大丈夫か。

心配なのはベースを止めるねじのゆるみだ。

Givi のトップケース E260 は汎用型で、取り付けベースをアドレスのリアキャリアに簡易クランプ(鉄板)を使ってねじ止めしている。ナットにはナイロン加工がしてあるが、ネジロックは附属していない(使用は推奨してあるが)。

かなり大きな衝撃もあったが、問題はなかった。

自重が 3kg ほどもあるので操縦性に悪影響があるかとも思ったが、これもまったく感じず、少々驚いた。以前 CB125T のリアキャリアに雑誌(Car Graphic)3冊を積んだらシミー(減速時のステアリングヘッド付近の横揺れ)が強く出てびっくりしたことがある。車体中央から離れたところにしなる材質を介して重量物を取り付けると「ワナワナ」と振動が出るわけだ。アドレスのキャリアは車体にしっかりと固定してあるということか。


トップケース(ハードケース、トランク)は実に便利だ。走っているときに雨具などを入れるのはもちろん、停車したときに手袋やサングラス、メッシュジャケットを放り込めるのが実に助かる。

2007-08-26 飯能方面へ

夕方まで外に出ることができそうだ。明け方に出発すればかなり遠くまで行ける。富士山・秩父・箱根はだいじょうぶ。しかし、最近の暑さで体が痛めつけられているし、夏休み明けで仕事に慣れない体をいたわる必要もあるので6時半くらいに出ることにする。

ちょっと遠出となると、まず西方面を考えてしまう。東に行けば都会だが、西に行けば建物は少なくなり、緑が多くなる。箱根があり、富士山が見える。伊豆や三保の海もある。北に行っても見所は多いのだが、国道16号線・20号線の混雑を思い出してなかなか出かけないでいた。だが、この前青梅から奥多摩に行ってみたら、八王子バイパスを使えば青梅まですぐに着くではないか。国道246号や1号は走り慣れているので、「身内のひいき」で実際の距離よりも短く感じていたようだ。

八王子→青梅→飯能→高麗と主要道を走り、そこから林道を登る。権現堂から顔振(かあぶり)峠を経て奥武蔵グリーンラインをゆっくり。飯盛峠、ぶな峠を経て刈場坂(かばさか)峠に到着。このまま走って秩父方面に抜けようかと思ったが゛猛暑の中の帰路を考えて短めのルートにする。正丸峠を経由して国道299号に降りた。
国道299号は流れが良く、飯能まで快適に走った。

土地に慣れておきたいので、往復共に同じような道を通る。秦野や松田、御殿場同様に飯能、青梅にだいぶ親しみがわいてきた。

奥武蔵グリーンラインは舗装済み林道だ。自転車愛好家や山岳ランナーも多い。見通せないカーブではごくゆっくりと走って、ハイカーやランナーのじゃまをしないように気をつけた。こういう走りはアドレスの得意とするところ。「なんだ、スクーターか」と言われれば本望だ。

今回も走りたいように走って燃費率は 42km/L だった。秋川街道や国道299号の区間燃費はおそらく 50km/L くらいだったはず。林道の登り下りでは 30km/L を割っていたと思う。

今日は追い越された車なし。追い越した車もなし。峠の途中で先に行かせてもらったW650さん、ハイエースさん、ありがとうございます(それほど後ろから突っついたわけではありません...)。国道299号の青のBMWクーペさん、紳士的な走りで後ろを守ってもらってありがとうございました。


出かける前にいつもの空気圧点検。だいたい二週間で10~20kPa(約 0.1~0.2kg/平方センチメートル)くらい抜けていくようだ。タイヤ空気圧は少し下がっても燃費・操縦性にけっこう影響するので、こまめに補充したいもの。

2007年8月19日 (日)

2007-08-19 整備リンクを追加

車両の整備については根拠の希薄な話が広く伝わっているように思う。専門化が正しく把握している整備・調整の水準をのぞき見ると、乗り手の一時的な感覚はあてにならないと感じる。

機械はかなりの部分は理屈どおりに動く。先人の研究を無視すると損をするのではないか。

燃料噴射コントローラやマフラ、エアクリーナの交換を考えるなら、スズキがどのようにノーマルのセッティングを決めたかを知っておくのもいいと思う。Eine Bequeme Reise でエンジンオイルやエアフィルタの記事を読めば、書店に並ぶ自動車雑誌がどれだけ無責任なことを書いているかがわかるように思う。

Eine Bequeme Reise 以外のリンクも内容がとても充実しているので、ぜひ参照してみてはいかがだろうか。

また、クロヤマエンジニアリングのQ&A集にある「オススメオイルについて」など、どれだけ真実かは別として、オイルについて考える良いヒントだと思う。

2007-08-19 オールマイティ(2)

ブログ「グータンおじさんのバイク日記」にアドレス125の活躍が書かれている。1.2Lバイクと0.25Lオフロード車も所有しているそうだが、アドレスの出番も多いようでなんだかうれしい。

XLR250と大真面目に比較しているのがほほえましく、なんだか納得してしまう。

普通の技量の人間が公道で走る限り、速さを決めるのは機械の性能やテクニックよりも心のブレーキをどれだけ解除しちゃうかだと思う。目的地に楽に早く着くのに一番大切なのは無事故だ。これを忘れずに走ろうと思う。

2007-08-19 どうしてそんなに急ぐのか

アドレスで信号待ち。停止線で待つ。横や斜め後方に250ccのスクーターが並ぶことが多い。

信号が青になると 250cc スクーターは猛烈な勢いで発進する。マフラーを交換していてやたらにうるさい車も多く、いい迷惑だ。私はクラッチやドライブベルトを無駄に痛めたくないので、後ろの四輪車に追いつかれない程度に加速する。どうせ先の信号も赤だ。

先に行きたい人には勝手に行ってほしいんだが、燃料やブレーキパッドをせっせと無駄遣いする人がなぜあんなに多いのかは謎だ。アドレスは闘牛の前に掲げた赤い旗みたいなものかもしれない。マジェスティやフォルツァ、スカイウェイブに乗っている人は原付二種を抜くことが義務だと思っているかのようだ。

先を急ぐならどうぞお先に。ただ、抜き方に人柄が出るのは覚えていてもいい。排気量と速度とは違うのだ。私が先着者として停止線にいるなら、まず後ろに止まるべきだ(横に余裕がない場合)。走り出してから私がどうにも遅ければ追い抜けばよろしい。

後ろから私の速さをうかがって、「コイツは自分の快適速度よりも遅い」と判断してからおもむろに抜いていくのは大排気量のスーパースポーツ車が多い。また、私の速さが十分なら車間距離をとって後ろを走る常識的なライダーも珍しくない。スクーターはたいていもっとお下品で、発進の瞬間からとにかく抜いていく。

まあ、周囲はどうでもいいので気にしないだけだが。

2007-08-19 燃費

最近の燃費はこんな具合だ。走りの割には良好で、エンジン・駆動系の調子が良いことを示していると思う。

積算距離 区間距離 給油(L) 燃費(km/L)
1,220                  
1,439    219     5.2    42.1
1,660    221     5.0    44.2
1,866    206     4.9    42.0
2,044    178     4.7    37.9   *山間地区、全開多し
2,214    170     3.4    50.0   *夏休みの国道
2,420    206     5.0    41.2
2,627    207     4.8    43.1

条件:
・満タン法
・距離はアドレスの距離計表示
・タイヤは新車購入時から上記積算距離を走ったもの
・タイヤ空気圧はメーカー指定どおり
・乗員1人、荷物は1kg程度、合計 75kg 程度(衣服・ヘルメット含む)
・期間は2007年7~8月、神奈川県、昼間走行(気温高い)
・一度暖気が済むと、20km~200km は一度に走る
・周囲の交通の流れと同等~リードする走り

軽快な走りでこれだけの低燃費はたいしたものだ。あまり小刻みに乗らないので記録が良くなることもあると思うが。

アドレスならではの速さは十分に味わっているが、信号待ちから発進するときに全開にして飛び出すことはしない。自動遠心クラッチにあまり負担をかけたくないので、スロットルは一気に開かず、「合わせる」感じで操作している。それでも周囲の車がよほど急いでいない限り一番で走り出すことができる。

加速するときが一番燃料を使うので、これも高燃費の一因だろう。

2007年8月17日 (金)

2007-08-17 改造ばやりだが

アドレスに限らず、スクーターに様々な改造をするのは一大流行のようだ。

自分の車に手を入れたいという欲求はごく当然のものだと思う。大量生産の工業製品だから、公道を走る性能は保証していても個々の乗り手の事情なぞ知ったことではない。少し手を入れるとずっと(自分には)使いやすくなるということもあろう。

ただ、アドレスには個人の好みで変更するところがほとんどない。二輪でいちばん気になるのは操作系だが、ブレーキレバーの位置も簡単には調整できないようだ。ペダルは存在しないので調整の必要なし。ひょっとして可動部分は後方ミラーだけ!

車を作ることにかけてはプロ中のプロが社運をかけて設計・製造するのだから、完成車のバランスは甘く見ないほうがいいだろう。タイヤのブランドを変えることですら設計者の意図とは違った結果につながる。

改造はスズキのエンジニアと正面から向かい合う気持ちでおこないたい。どんな設計・設定にも必然性がある。本職はプロの誇りをかけているし、よい車を造って売れればボーナスも出ると思って仕事をしているはずだ。

ちょっと大げさに言えば、スズキのエンジニアが「こう」と決めたものを、「いや、私はこうしたいのだ」という明確な意思がなければ、改造は望んだ結果につながらない(というか、何を望んでいるかもわかっちゃいない)。

市販車は性能・耐久性・製造コスト・整備性などを高い次元でバランスさせている。そのバランスをあえて崩して自分の要求を満たすのが改造だ。

小さな部品ひとつ、セッティングひとつにどれだけ時間と金とをかけているかを知るくらいの敬意は表したほうがいいんじゃないかと思う。

ヤマハで二輪車の設計にかかわった方の記録が読みやすく公開されていて、データで裏づけしていく技術者の仕事をかいま見ることができる。私もこれを読んでカムやキャブレタを交換するとか、ポートを研磨するということは本当はどういうことかが少しはわかってきた。
開発物語

2007年8月16日 (木)

2007-08-16 少しは欠点も

欠点らしいところがとても少ないのがこの車(とういか、日本製スクーター)。思いきって製造原価を下げた割にはよくできている。まあ、そうはいっても完璧な車などこの世にないので、アドレスにも当然ちょっと足りない点がありそう。

納車して驚いたのは燃料給油口の位置。シート下にあるとは。給油してあふれたらとても危ない。それでなくてもガソリンの蒸気は空気より重いのでシート下トランクに溜まるはず。セルフ給油の店ではあまりたくさん給油しないようにしている。これは構造的な問題なので困ったもの。まあ、この設計だからうまく納まったのだろうけど。

発電機直結のヘッドランプ。光量は十分だと思うけど、アイドリング時に電圧が低いので、電球が黒ずみやすいはず(ハロゲンサイクルが働かない)。まあ、黒ずんだら交換するだけのことだが...。

速度計の目盛は2006年型のほうがずっとよかったと思う。

オイルフィルタの交換がすこし不便。完全に覆われているスクーターだから仕方がないか。

前ブレーキレバーのピボット部分にゴムブーツがない。雨天に走るとグリスが流れて動きが渋くなると思うが、覆わない必然性がなにかあるのだろうか。

上記のいずれもたいした欠点ではない。自社の旧型や競合車を入念に研究したんだろうと思う。

2007年8月15日 (水)

2007-08-15 オールマイティ

ビールとノンアルコールビールとを買ってこいという指令を受けて、アドレスで走り出した。日が暮れかかった頃ならTシャツで走れて林の中の涼風が心地よい。

24缶入りのダンボール2個をどうするか。アドレスならフロア板に置くだけのことだ。アウトストラーダさんの内容充実サイト「間違いだらけのコミューター選び 
「ひょっとして原付二種最高の積載性ではないかと密かに思っている」と書かれているが、誇張ではないと思い知った。

24缶のダンボールを二個置き、タンデムステップに足を乗せれば何の不自由もない。重いものを車体中央に積む「マスの集中」とやらで走行安定性にも影響がないのでどこまでも走っていけそうだ。

2007年8月13日 (月)

2007-08-13 余裕は安全につながる

南関東はとにかく暑い。暑さのあまり、先を急ぐと危険も増すだろう。悪条件でも余裕がほしいものだ。

夕方~夜間走行のためにヘルメットのシールドを無色に変えた。明るくなって喜んでいたが、真夏の太陽をとてもまぶしく感じるようになった。わずかに着色されている標準のシールドはなかなかうまいところを狙っていたことがわかった。あれ以上暗いとトンネルや夜間で不自由だが、無色では西日などは耐え難いのだ。

先日は午後3時の太陽(十分に高い)でもまぶしくて眉間にしわを寄せて走ることになった。「これはたまらん」と思うと運転にも余裕がなくなる。

今日はサングラスを着用して出かけたが、これが大当たり。前を走る車やビルに反射した日光をうるさく感じないとこんなに楽になるとは...。まぶしさを感じないと先を急がなくなり、ずいぶん安全になると思った。近年の首都圏の太陽光はそれこそハンパじゃないので、太陽光対策もしっかり考える必要がある。

半そで姿で二輪車に乗る人を多くみかけたが、数時間も直射日光が当たるのなら考え物だ。肌にとってかなりのダメージになるはず。長期的には皮膚がんの心配もまじめに考えなければならないかも。私は30分以上乗るときには肌の露出をゼロにしている。白メッシュの上着、フルフェイスヘルメット、グラブ。以前に手首に1cm幅のひどい日焼けをしたことがあるので、グラブと上着とは重ねている。

このかっこうだと信号待ちでは暑いが走り出すと実に快適だ。日光が肌に当たっていないから、走行風の涼しさだけを味わえる。

2007-08-13 絶好調

走行距離が 2,500km になった。

猛暑の中都心に出かけたが、とても快調に走る。主要道の路面上の気温はたぶん 38度くらいで、空気密度は低いし冷却風も暖かいはず。走行条件はあまりよくない(人間にとっても実に厳しい)。

しかし、アドレスは乗り手の思うとおりに淡々と走る。加速は心地よいし、ブレーキも軽く握るだけできっちりと仕事をしてくれる。燃料噴射のため猛暑でもアイドリング不整とは無縁だ。

このスクーターの「妥協の美学」はなかなかのものだと改めて思う。これ以上出力が大きければ駆動系を強化して重くなるだろう。車輪径を大きくすれば安定性は増すかわりに全体的に大きくなり、やはり重量は増える。重量が増えるとブレーキを強化する必要もあるだろう。かといって、これ以上小さくすると小型二輪のスピードでは不安が大きくなるし、乗車姿勢や積載で重心位置が変わる影響も無視できなくなる。

広い交差点を曲がって 40km/h あたりから軽く加速していくときの気分は最高だ。振動はあくまで軽く、速度は軽々と伸びる。タイヤの接地感がしっかりしているのもありがたい。

2007年8月 2日 (木)

2007-08-02 アドレス リコール(また)

日経新聞 2007-08-02 朝刊:
アドレスV125 2005-01~2007-07 製造分につきリコールとのこと。

こんどは燃料給油口とキャップとの適合に問題で火災が24件あったらしい。

極限まで製造原価を下げてヒットしたが、サービスキャンペーンやリコールが計3回。商売は難しい。

スズキのサイト


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