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2007年9月23日 (日)

2007-09-23 Made in China があたりまえになる日

アドレス125のリコール対策部品交換をした。ついでに二度目のオイル交換。フィルタエレメントは交換しなかった。

作業中に店内を見て回ったが、展示してある二輪車が日本市場の変化を物語っている。

ホンダ NSR250 シリーズの程度の良い中古車の値札が 50~90万円。おそらくもう生産されない高性能2ストロークサイクルだ。パワーバンドにうまく乗ったときのあの快感は高回転型の4ストロークサイクルとは違う独特のものだ。世界中で生産が止まり、いよいよ稀少なエンジンになるのだろう。

スクーターを見ると、ブランドは日本(ヤマハ・スズキ)だが製造は台湾というものが多い。また、キムコやSYM、PGOといった台湾メーカーの車もごく普通に展示してある。

珍しく125ccの舗装路スポーツ車が展示してあった。聞くと中国製造のスズキだ。調べてみると、ホンダ・ヤマハ・スズキ各社が125ccスポーツ車を中国の現地法人で生産していて、日本にもけっこう入ってきている。

気がつくと自国製品が少なくなっているというこの感覚、数十年前の西ヨーロッパ・アメリカの人たちも味わったことだろう。当時、「メイド・イン・ジャパン」のステッカーは安物の証(あかし)で、あまり人に見せたくないものだった。

「日本人が作ったバイク? 安いけどダメなんじゃない?」

しかし、気がつけば潮が満ちるように日本車は第一勢力になっていた。

レーサー複製車や先端技術を投入した車以外では、中国製二輪車はまず間違いなく日本市場(世界市場)を押さえるだろう。

日本メーカーはハーレーやBMWのような、ブランド力で勝負できる商品に移行しようと必死のはずだ。だが、新聞配達バイクや高校生向けスクーターを生産する会社がそうなれるのだろうか。

スーパースポーツと新聞配達バイクとを同一メーカーが製造するというのは、フェラーリやポルシェが中国で軽トラックを製造するようなものだろう。

商品は違うが、腕時計の世界が参考になる。スイスのロレックスは数千円の時計は作らずに確固たるブランド力を維持している。セイコーは高級時計を生産してはいるが、同時に低価格品もそろえたために高級メーカーとしては認識されない道を選んでしまった。

ホンダやヤマハはロレックスになるのか、セイコーになるのか。

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