« 2009-05-06 お茶ツーリング(2009-05-03 の続き) | トップページ | 2009-05-08 スカイウェイブとフォルツァ »

2009年5月 7日 (木)

2009-05-07 スカイウェイブ インプレッション 1,500km時点

スカイウェイブ250M(CJ45A)で 1,500km ほど走りましたので、感想を報告してみます。

【総括】
一度にまとまった距離を走るのが得意で、ツーリングにはとても向いています。買い物や通勤、近所の散歩といった使い方ならフォルツァやマジェスティのほうが向いているのではないでしょうか。

走る・曲がる・止まる の基本性能が高度にバランスしています。

装備は競合他車に劣ることはありません。

大きくて重いようですが、取り回しは想像するより楽です(体格は 180cm/69kg)。

【優れている点】
・大柄な車体なので目立ちます。特に白・赤・黄・青といった鮮やかな色だと他の車が強引に前に出てくることが少ないようです(これをあてにしてはいけませんが)。灰色のアドレスから乗り換えると、この点での違いを歴然と感じます。高い位置にあるヘッドライト(2灯点灯)・ポジションライトによる目立ち度もスクータートップクラスでしょう。

・直進・コーナリングが安定している
機敏な動きは苦手ですが、挙動が素直で安心です。コーナリングでは切れ込んだりふくらんでいってしまうこともなく、車の大きさを忘れて思ったとおりのラインを走れます(浅いバンク角が大きな制限になりますが)。直進安定性は「矢のように」とはいきませんが十分満足できます( 100km/h でも楽々)。このクラス国産最大の車輪サイズ(前 120/80-14、後 150/70-13 )の利点が生きています。Mは風防が小さいためか、横風にも強いようです。

・優れたフレーム・サスペンション
乗り心地は角が取れていて、荒れた路面でも安心です。フロントフォークの剛性は十分で、コーナーに安心して進入できます。リンク式リアサスペンションはダンピングが適切で懐が深い感じ。スクーターはばね下が重いので、特有の「ドスンと来る感じ」はありますが、よくできたサスペンションです。フレームがしっかりしていてタイヤの動きをうまく制御している印象を受けます。

・回すと元気なエンジン
5,000rpm くらいまでは頼りないのですが、そこから上は元気です。音や振動が大きくならずに力強さを感じます。エンジンの性格はスポーツ車寄りですね。

・巧みな変速
さすが電子制御で、常に巧みな変速をします。変な癖を感じないのがいいですね。

・使いやすい
無線キーは便利です(紛失時には金属キー+暗証番号で走れます)。シート下トランクは開口部が大きく荷物をどんどん放り込めるし、前の小物入れにも雨具が入ります。計器は地味ですが、抑え気味の演出は車の性格に合っているのではないでしょうか。メーターや各種表示はとても見やすく、瞬時に読み取れます。

・長い給油間隔
流れの良いコースだと 30-33km/L くらいなので、1回の給油で 400km 走ります。休憩時間設定の自由度が高くて助かりますね。

・楽なライディングポジション
早朝から夕方まで走っても体の特定の部位が凝ったり痛くなったりせず、とても楽です。シートは固めですが、ときどき血行を良くしておけば問題ないですね。私の身長だともう少しシートは高くても良いのですが、足の置き場に困るということはありません。

・その他
ヘッドランプは Hi 60W x 2、Lo 55W x 2 と、乗用車と同じ水準です。配光はちょっといいかげんながら十分明るく、夜間走行は楽です。小さなウィンドスクリーンは意外に効果的で、80-100km/h の走行が続いても楽です(ロングスクリーンのような「無風」にはなりません)。大きく重い車なので、ブレーキロック(パーキングブレーキ)は便利です。

【ちょっと弱い点】
・がさついた低速域
発進から 40km/h くらいまでが苦手です。加速は鈍いし、エンジンの音は硬質、ラフな振動も出ます(シフトダウンしてこの回転域を通り越してしまえば解決しますが)。渋滞をかきわけたり住宅地をゆっくり走るのには向いていません。

・ゆったりと、とはいかないエンジン
高回転型のエンジンなので、出力は足りていてもなんとなく「せわしい」感じがします。このあたりは スカイウェイブ400 や シルバーウイングGT400に一歩譲るのではないでしょうか。

・もったいない前輪ブレーキ
前輪ブレーキはタッチも制動力の立ち上がりも良好です。しかし、前軸荷重が少ないため前タイヤを地面に押し付ける力が足りず、せっかくの 120/80 という幅広・扁平タイヤの縦方向グリップを生かせません。これはスカイウェイブ固有の問題ではなく、スクーター全般の特性ですね。その分後輪ブレーキはかなり効くので、体に染み付いた前輪重視のブレーキングを変える必要があります。

・足りないバンク角
車体性能が高いので、バンク角が小さいことでずいぶん損をしています。気持ちよく回れるコーナーでも、「あ、接地するかも...」と、つい萎縮してしまいます。ワインディングではアドレスV125のほうが速いかもしれません(それも、上り下り共に)。バンク角に頼らず曲がろうとしても、物理の法則がありますし...。

« 2009-05-06 お茶ツーリング(2009-05-03 の続き) | トップページ | 2009-05-08 スカイウェイブとフォルツァ »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/138413/29487380

この記事へのトラックバック一覧です: 2009-05-07 スカイウェイブ インプレッション 1,500km時点:

« 2009-05-06 お茶ツーリング(2009-05-03 の続き) | トップページ | 2009-05-08 スカイウェイブとフォルツァ »

最近のトラックバック

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ