2015-01-04 フィットの ECON モード・燃費
出張先までフィットで移動しました。高速道路 90% で渋滞なしという好条件です。
本線ではメーター読みで 85km/h 程度(実速度 80km/h 弱)くらいで走行したので車載燃費計はかなり良い数字を表示します。
25.5km/L ですから、満タン法だと 24km/L くらいでしょうか。外気温が低くてもこれだけ走ればたいしたものです。150km 以上を走って燃料系のブロックがようやく1つ消えました。
今回は ECON モード(低燃費モード)を全く使いませんでした。今までは常時 ECON だったのですが、そのときに同じ経路を走ったときと今回とはほぼ同じ燃費でした。
ホンダのウェブサイトによると ECON モードでは
- スロットルの開操作を鈍くし
- CVTを早めに高速側にシフトし
- エアコン負担を軽くする
とのことです。高速道路ではスロットル開度・変速比共に一定の状況が長いのであまり差が出ないようです。前回も今回もエアコンは使っていません。
瞬間燃費計を見ているとフィットのガソリン車が軽負荷時に特に燃費が良い様子がわかります。軽い下り坂でわずかにスロットルを踏んで速度を維持する場合、瞬間燃費は簡単に 50km/L の最大表示になります。ミラーサイクルで膨張比を大きく取り、多量のEGRでポンピングロスを減らす強みが出ているのではないでしょうか。
流れの良い道路では容易に 25km/L を記録しますが、単距離の買い物や混雑路では ECON モードでも 15km/L 程度になってしまいます(特にエアコンを使う夏・水温が上がらない冬)。
公表値に使うモード燃費は非現実的なゆっくりとした加速を想定しているので、フィットの得意な部分が強調されたとも言えそうです。
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25km/㍑という燃費は驚きです。
値段が高くて、重くて、バッテリー交換が必要で、ラッゲージ容量の少ないハイブリッドはいらないですね。(街中での燃費は、差がつくでしょうが)
話は変わりますが、お隣の奥さんは、先月、初代フィットから3代目フィットに乗り換えました。グレードは、13Gです。
そのフィットのタイヤを、アルミホイール付の185/55R16に履き替えました。外形サイズは少し大きくなります。
重くて走行抵抗の大きいタイヤになって、きっと燃費は数%低下するのでしょうね。
投稿: アウトライダー | 2015年1月 5日 (月) 10時00分
信号だらけの道を走ることも多いので通算では 18.4km/L となっています。それでも立派な燃費だと思います。
13G の タイプS 以外が175/70 というちょっと懐かしいタイヤにしたのは乗り心地対策もあるような気がします。今のところ横剛性の不足も感じませんので、これでいいのかもしれません。
あと、最小回転半径が気になる場所に住んでいるので幅狭タイヤで実現した 4.7m には助かっています…。
投稿: Shira | 2015年1月 5日 (月) 19時19分
今月フィット3Fパッケージを購入するに当たって此方を拝見させていただいております!
とてもわかりやすくあっという間に読み切ってしまいました(笑)
これからも拝見させて頂きます!
納車が楽しみ!
投稿: 達矢 | 2015年3月 3日 (火) 10時37分
達矢さん、こんにちは。
読んでいただきありがとうございます。デミオという好敵手が現れました。運転するならデミオですが、後席に人が乗る、あるいはかさばる物を積むとなるとフィットですね。
12,200km を越えましたが、乗っていてイヤにならない自動車です。
投稿: Shira | 2015年3月 3日 (火) 20時11分
今晩は!
フィット3・F(2015・GK3)を先月から乗ってます。
メータ読みで1500k走行して21km/L 、33kの田舎道では30.7km/Lを記録しました。
燃費に関しては、素晴らしいし、ECON OFFで高回転を使うとかなりの加速感です。
お聞きしたいのですが、
アイドリングストップに付いて、私はあまり理解できていないのですが、
キャパシタは、始動用に使われているのでしょうか?
先日から、ワイパー、オーディオ、ターンミラーとバッテリーを酷使してたら
アイドリングストップが、利きづらくなりました。
投稿: どんどら | 2015年4月 4日 (土) 01時24分
どんどらさん、こんにちは。
キャパシタは始動専用のようです。キャパシタを搭載しないグレード(燃費スペシャル?)では大型バッテリ搭載でした。
アイドリングストップの条件は多くの変数で制御しているようですね。1か月くらい乗らなかったら半日くらいアイドリングストップしませんでした。負荷がかかったときのバッテリ電圧を見ているようです。
まだ夜間・エアコン・渋滞・雨天が同時という最も厳しい条件で走っていませんのでなんともいえませんが、走り始めてしばらくするとアイドリングストップが働くようになります。
渋滞路だとファンを回していなくても停止してから1分くらいで始動するときが何度かありました。
アイドルストップに慣れるとあの静けさがなんとも好きになり、右折待ちでも積極的に止めてます。バッテリ寿命は心配することはなさそうですが、始動の際の一発目の振動(エンジンの身震い)がエンジンマウントに負担になっている気がします。
投稿: Shira | 2015年4月 4日 (土) 11時54分