2008年10月19日 (日)

タイヤ交換記事 訂正

2008-10-12 アドレスV125のタイヤの記載に誤りがあったので訂正する。

燃費率を 34.4km/L と書いたが、正しくは 40.9km/L だった。
給油したときの走行キロ数 12,152km を 12,125km として計算してしまったことによる。

読者の皆様にはご迷惑をおかけし、真に申し訳ない。

2008年10月 4日 (土)

2008-10-04 整備の質

アドレスの整備は購入した街の小型バイク店に任せきりだった。

先代も若社長も良い人柄で、対応はとても良い。

しかし、今回のタイヤ交換で整備のセンス(「腕」とはちょっと違う意味で)に疑問を感じた。次回からは別の店に持って行くと思う。

1.注文したものと異なるタイヤが入荷した
「標準のダンロップ D306A」と指定したのだが、D306 が届いていた。違うのを試すのもいいかと思い、指摘せずに装着した。

2.車輪のリム部分に傷を付けた
タイヤチェンジャがある店だから安心していたのだが、チェンジャ上でタイヤレバーを無造作に使って(リム保護具は使っていなかった)リムに傷が付いた(小さいものだが)。プロは手早くきれいに仕事をするものだ。

3.価格が高い
ダンロップ D306 の価格が 7,000円というのは高すぎる(工賃別)。工賃 2,000円はそんなものだと思うが。価格を聞かずに注文した私も不用心だった。

4.心配りがない
アドレスV125の後輪交換時にはマフラーを外す必要がある。せっかくの機会なのに後ブレーキ部分の清掃、カムのグリス補給をしない。有料でもいいから要否を尋ねるべきではないか。後輪軸にわずかに錆が浮いていたが、防錆剤を使わなかったのも気になる。

2008-10-04 タイヤ交換

走行 12,019km で後タイヤの初回交換をした。ダンロップ D306 を装着。スリップサインが見え始めたくらいだ。タイヤの接地面はだいぶ摩耗している。

D306 はアドレスV125標準の D306A と外観が異なり、接地面中央に溝がある。内部構造や材質も違うのかもしれない。

新しいタイヤの印象は鮮やかだ。人間は少しずつの変化には慣れてしまって気づかないものなのだ。

タイヤを交換した感想は:

1.外径
タイヤ交換をしてから、信号で止まるときに油断すると体がシート上をすべって前に出てくる。新品タイヤは外寸がわずかに大きく、シートの傾斜が変わったのだろう。これほど体感上で差があるとは思わなかった。

2.乗り心地
交換してから最もはっきりと感じたのが乗り心地の改善だ。交換前に横断歩道等の路面塗装やマンホールを通過するときには前輪・後輪から同じくらいの軽い衝撃を感じていたが、交換後は後輪からの入力がずっと少なくなった。いかにもタイヤの踏面や側壁がたわんで衝撃を吸収しているような気がする。新車のときにもこうだったのだろうが、1年以上にわたって少しずつ変化すると気づかないものだ。

3.旋回
コーナリングも劇的に変わった(元に戻った、と言うべきか)。自転車や10円玉がバンクするように軽々と自然に曲がっていく。タイヤの設計者が思い描いた性能というのはたいしたものだ。例のワインディングを走ったが、交換前は 60km/h で回っていたコーナーを 70km/h でも楽々と走っていく。今回は 12,000km で交換したが、もっと早く交換すべきだった。

4.タイヤ温度
タイヤの温度が D306A に比べると相当高い。温度計で測ったわけではないが、間違いない。踏面に溝があるので接地面の変形が大きく、発熱量も大きいのだろう。アドレスV125専用の D306A は D306 ほど変形・発熱しないように設計してあるのではないかと想像する。今後燃費率が変わるかどうかを観察してみよう。

早めのタイヤ交換は非常に有効な「チューニング」だ。二輪車用タイヤ性能の劣化はけっこう早く、たとえば 10,000km 使えるタイヤでも本来の性能を発揮するのは その半分以下のように思う。

2008年7月27日 (日)

2008-07-27 10,000km 点検

走行 10,000km になったので、簡単に整備した。

1.減速ギアのオイル交換
2.エアクリーナのエレメント清掃

サービスマニュアルを読んで知ったのだが、スクータの減速は変速機付きの車とずいぶん違う。ちょっとびっくりした。
1.クランク軸がVベルトを直接駆動する
2.クラッチはVベルトの被駆動(ドリブン)側にある
3.クラッチから二組の平歯車で最終減速する

アイドリング時もベルトはびゅんびゅん回っているのだ。

最終減速ギアのオイルはわずか 90mL だ。交換にはクラッチカバーを外す必要があるので整備工場に依頼した。工賃はそこそこかかるが、暑い中あの作業はけっこう大変だ。

エアクリーナのエレメント洗浄は以前よくやったが、洗浄油を処分するのに困るのでこれも工場に依頼。見ていたら洗った後にエンジンオイルを塗布していた(これはサービスマニュアルどおり)。高粘度のエアエレメント専用オイルをスプレーしてもらうほうが望ましいが、オフロード車でもないのでまあいいか...。

点火プラグもそろそろ交換時期だが、依頼するのを忘れてしまった。交換を薦めない工場も商売気がないというか。燃費・加速共に変化がないので、もう少し使えるだろう。

次回は駆動系(ウエイトローラ・ベルト)・前ブレーキのピストン動作・後ブレーキのワイヤ給油などかな。ステアリングステムベアリングのグリスアップ・フロントフォークオイルの交換も必要だろう。おっと、その前に後タイヤの交換時期が来るはずだ。

2008年5月25日 (日)

2008-05-25 リコール 燃料ホース交換

用事があって出かけたついでにアドレスV125を購入した店に立ち寄った。前ブレーキレバーにグリススプレーをかけてもらうためだ。

レバーの動きがなめらかになるとデイトナ赤パッドの良さがよくわかる。ぐっと握ったときの制動力は純正パッドより確実に強い。乾いた路面で前タイヤを軽く「フォフォッ」と鳴かせて止まるのも自由自在になった。

燃料ホース交換のリコール作業は30分ほどなので、よければ車を置いていけという。用をすませた後に作業を依頼した。

2008年1月13日 (日)

2008-01-13 オイル交換

前回交換から4,000kmほど走行してオイル交換をした。今回は初めてフィルタエレメントも交換。オイルは1L1,575円、エレメントは735円、工賃が315円だった。以前はオイルくらいは自分で交換したが、アドレスに乗ってからは廃油処理や手を洗う手間を考えてプロに任せてしまう。

オイルの掃除がけっこうめんどうなエレメント交換でこの工賃だと申し訳ないくらいだ。

オイルを交換してもエンジンの調子はまったく変わらず、快調に走る。エンジンオイルにいろいろと気を配る人もいるようだが、これだけ立派な車を作った会社が 6,000km毎の交換で良いと言っているのだから黙って従おうと思う。

2007年9月22日 (土)

2007-09-22 オイル粘度?

燃料キャップリコールの通知が来たら、リコール処置と同時にエンジンオイルも交換しようと思っている(なぜかまだ通知が来ないが)。

今日は気温が高かったせいもあるのだろうが、停止時のエンジンブレーキの感触がちょっと違う。わずかに「ヒューン」という音が混じり、エンジンブレーキの効きも強くなったような気がする。これはひょっとしてオイル粘度が下がっているからか。

オイルを売る側の広報作戦は相当強力だし、自動車雑誌等はデータによらずに感覚で書いた記事を平気で載せる。日本全体では年間かなりの出費がされている一大産業のはずだが、かなり伝説に取り巻かれている気がする。

・オイルの色が黒くなるのは、オイルの質が落ちたことを示すのか?
・手に付けて「サラサラになってきた」と感じるのは潤滑性能の低下を示すのか?
・人間が感じるシフトのスムーズさはオイルの性能を示すのか?
・高いオイルを入れるよりも安いオイルをこまめに換えろというが、千キロ走った高級オイルのほうが安い新品オイルよりも(まだ)性能が高いとしたら...

アイ・ワークスという自動車部品製作所の記事「ひとこと」には参考になるものが多い。「エンジンオイルについてのひとこと」を読んでもっともだと思った(四輪車向け記事なので注意)。

&Poer.com というメンテナンス記事等のサイトにもとても参考になるオイルの記事がある。

※ 私はアイ・ワークスや &Power.com とは利害関係にないことを書き添えておく。

2007年8月19日 (日)

2007-08-19 整備リンクを追加

車両の整備については根拠の希薄な話が広く伝わっているように思う。専門化が正しく把握している整備・調整の水準をのぞき見ると、乗り手の一時的な感覚はあてにならないと感じる。

機械はかなりの部分は理屈どおりに動く。先人の研究を無視すると損をするのではないか。

燃料噴射コントローラやマフラ、エアクリーナの交換を考えるなら、スズキがどのようにノーマルのセッティングを決めたかを知っておくのもいいと思う。Eine Bequeme Reise でエンジンオイルやエアフィルタの記事を読めば、書店に並ぶ自動車雑誌がどれだけ無責任なことを書いているかがわかるように思う。

Eine Bequeme Reise 以外のリンクも内容がとても充実しているので、ぜひ参照してみてはいかがだろうか。

また、クロヤマエンジニアリングのQ&A集にある「オススメオイルについて」など、どれだけ真実かは別として、オイルについて考える良いヒントだと思う。

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